マラリア

チクングニア熱

2016年1月~6月までのマラリア流行件数173件(アメリカ疾病予防管理センターより)

マラリアについて

マラリアはPlasmodium属原虫のPlasmodium vivax(三日熱マラリア原虫)、Plasmodium falciparum(熱帯熱マラリア原虫)、Plasmodium malariae(四日 熱マラリア原虫)、Plasmodium ovale(卵形マラリア原虫)などの単独又は混合感染によって引き起こされる病気。

特有の熱発作、貧血及び脾腫を起こし、ときに死に至る。ハマダラカによって媒介される。

2015年には、95の国と地域で流行。世界の人口のおよそ半分、約32億人がマ ラリアのリスクに曝されている。
その歴史は古く、人間とマラリアの歴史の始まりが確認できるのは、紀元前8000年から1万年ころに遡る。トルコの古代都市の遺跡からは、マラリアにか かったと思われる人骨が発見されている。また、紀元前1世紀の古代エジプトの女王クレオパトラもマラリアに悩まされていたようで、発掘されたレリーフ も見つかっている。日本では、源氏物語にも「瘧(おこり)」として記述があり、平清盛もマラリアにかかっていたと言われている。

旅行医学の領域でもマラリアは重要な疾患で、全世界では、旅行者が帰国して から発症する例が年間3万人程度あるとされる。マラリアに対して免疫がない 旅行者では、診断・治療の遅れで致死的となるので、的確な早期対応が求めら れる。

【兆候と症状】

マラリアは急性熱性疾患のため、マラリアへの免疫をもたない人では、感染した蚊に刺されて7日(通常は10日~15日)以上経過してから発症。初 発症状(発熱、頭痛、悪寒、嘔吐、関節痛、筋肉痛など)は軽く、マラリアとは気づきにくい。

マラリアには4種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア)ある。その中でも、熱帯熱マラリアは脳症、腎症、肺水腫、出血 傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられる。発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至る。

【リスクのある人とは】

乳幼児および5歳未満の子ども、妊婦、HIV/AIDS患者、並びに免疫力を持たない移住民や移動民および旅行者はマラリアの感染および重篤な状態へ の発展のリスクがかなり高くなる。

【予防と対策】

媒介虫であるハマダラカは主に夕暮れから明け方にかけて活動する。防蚊の最 善にして最大の策は蚊に刺されないこと。長袖・長ズボンを着用し、肌の露出 部を減らす、防虫剤や網戸・蚊帳を使用することなどが推奨されている。

予防薬があるので、マラリア流行地へ渡航する際は、抗マラリア薬の予防内服 を行うことが望ましいとされている。マラリア予防薬は医師の処方が必要だが 、渡航先の流行状況や滞在期間、活動内容、基礎疾患の有無などによって適応 となる予防薬が異なる。体調や渡航先について事前に専門医と相談し、必ず専 門医の指示に従って服用すること。
予防薬を服用していても防蚊対策は必要。


マラリアから家族を守る

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