チクングニア熱

チクングニア熱

2016年1月~6月までのチクングニア熱流行件数277件(アメリカ疾病予防管理センターより)

チクングニア熱について

チクングニア熱(Chikungunya fever、CHIKV)はネッタイシマカ、ヒトスジシマカなどに より媒介されるトガウイルス科のチクングニアウイルスによって引き起こされる病気。

「チクングニア」とは、アフリカの現地語で痛みによって「かがんで歩く」という言葉に 由来する。近年、ヨーロッパやアメリカ大陸にも感染者が広がり、年々患者数が増加して いる感染症のひとつ。

1952年モザンビークとタンガニーカの境界に広がるマコンデ平原で流行したのが最初。あ る時期にチクングニアウイルスの遺伝子に変異が起こり、ヒトスジシマカによって伝播さ れうるようになったことから、日本を含めヒトスジシマカが生息する地域でチクングニア 熱の爆発的な流行が起きる可能性が高くなったと考えられる。ヒトからヒトには感染しない。日本では4類感染症として指定されている。

おなじく蚊を媒介とするデング熱やウエストナイル熱と症状が類似しているため、鑑別は 困難だが、デング熱よりも潜伏期間が短く、旅行中に発症する可能性がある。

【兆候と症状】

2日から長くても2週間程度の潜伏期間の後に、40℃に達する高熱と斑状丘疹があり、関節 が激しく痛む。発熱は2日ほど続き急に終息するが、関節痛、頭痛、不眠、全身疲労など は5日から7日ほど継続する。
主な症状は、高熱、斑状丘疹頭痛、関節痛、結膜炎、羞明(眩しがること)、神経系の症状。

近年の流行では発熱することなく関節痛のみを訴える患者も多い。死に至ることは稀だが、 関節痛は月単位、年単位で続くことがある。手足首や指の関節などにはそれほど影響はなく、 膝や肩、背骨などがひどく痛む傾向がある。数日間のサイクルで緩和と悪化を繰り返すこともある。

成人では多くないが、小児とくに新生児では嘔吐、下痢、脳髄膜炎などを生じる場合がある。

【予防と対策】

ワクチンは2000年に治験が行われたが、実用化されていない。予防薬もない。 蚊に刺されないように予防することが重要。長袖・長ズボンを着用し、肌の露出部を減ら す、防虫剤や網戸・蚊帳を使用することなどが推奨されている。


チクングニア熱から家族を守る

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